オステオパシー整体

ステオパシーとは?

オステオパシーは特定の治療の仕方を言ってるのではなく、治療に対する“考え方”のひとつです。

整体なおで行うオステオパシー整体は、体を部分的にではなく「ひとつのつながり」として捉える施術です。

肩こりや腰痛といった症状も、実はその場だけの筋肉の問題ではなく、骨格の歪み、内臓の緊張、神経の働きの乱れが複雑に影響し合って生じていることが少なくありません。

そのため当院では、筋肉をほぐすだけに留まらず、骨格・内臓・神経のすべてを評価し整えることを基本にしています。

骨格のバランスを整え、内臓の柔軟性を回復し、神経の働きをスムーズにすることで、体は本来の自己調整力を取り戻し、自然と快方へ向かっていきます。

さらに整体なおでは、数ある要素の中でも特に「顎」と「腸」を重要な起点と考えています。顎と腸は、自律神経と密接につながり、全身の不調の震源地となりやすい場所だからです。全体を観るオステオパシーの土台の上に、この“顎と腸”を軸としたアプローチを組み合わせることで、より深い改善へと導きます。

オステオパシーはアメリカの医師スティル博士によって19世紀に創始されました。1892年に初のオステオパシー大学をミズーリ州カークスビルに設立しました。

今ではアメリカではすべての州で通常の西洋医学の医師と同様に正規の医師として認められています。フランスでは家庭医と呼ばれ不調があるとまずオステオパシーを受けるという文化が定着しています。オステオパシーは医学的な根拠があるうえで行われている治療法です。

なぜ“顎”と“腸”を重視するのか

整体なおのオステオパシー整体では、全身を対象にしながらも、とりわけ「顎」と「腸」に重点を置いています。なぜなら、この二つは自律神経と深く結びつき、全身の不調を引き起こす大きな要因となりやすいからです。 まず「顎」。噛みしめや食いしばりが強いと、顎周りの筋肉が緊張し、首や肩にまで影響が広がります。その結果、頭痛や肩こり、不眠、めまいなどが慢性化することも珍しくありません。

また、顎の関節は頭蓋骨と密接に連動しているため、自律神経のバランスや脳の働きにも影響を及ぼします。つまり顎は、体の上半身から神経系全体へと連鎖的な不調をもたらす「隠れた震源地」なのです。

次に「腸」。腸は消化吸収の働きだけでなく、免疫やホルモン、自律神経の調整にも関与する重要な臓器です。便秘や下痢などの不調が続くと、全身の炎症が高まり、疲労感や気分の落ち込み、イライラなどのメンタル面にもつながります。さらに腸は「第二の脳」と呼ばれるほど神経ネットワークが発達しており、ここが乱れると自律神経全体のバランスが崩れやすくなります。 このように、顎と腸はそれぞれ独立して問題を起こすだけでなく、互いに自律神経を介して影響し合います。そのため、骨格・内臓・神経という全体の調整に加えて、顎と腸を重点的に整えることが、心身の根本改善への近道になるのです。

痛みが局所にあっても身体全体をチェックして、根本的な原因を探し出します。

例えば右肩を動かしたときに痛みがあったとしましょう。四十肩、五十肩として片づけられそうな問題。

その原因としては単純に右肩の筋肉や関節だけでなく、

  • 自律神経の影響で血流が悪くなり痛みの物質が溜まって痛みが出ている
  • 肝臓の動きが悪くなっていることで、靱帯や横隔膜を介して右肩を引っ張り痛みが出ている
  • 肩や首の筋肉の凝りから、肩に行く神経の滑りが悪くなっていることで神経が引っ張られ痛みが出ている
  • 過去の足首の捻挫により関節にずれが生じ、身体のバランスが崩れ左肩に負担がかかり痛みが出ているいる

こういった原因があるときは、その根本的な問題を取り除く必要があります。

あらゆる身体の構造にアプローチすることで、その機能を回復させていきます。ただ筋肉をマッサージする、関節をストレッチするだけでなく、

  • 筋骨格系、血管リンパなどの循環系
  • 脳脊髄液を含む脳と神経系,それらを包む頭蓋仙骨系
  • 消化器や泌尿器、婦人科軽を含む内臓系

へのアプローチを行います。それぞれの構造に対して、動きをよくする、組織の硬さを取るように手を使って働きかけることで、機能の回復を促していきます。

今までの治療法では原因として探れていなかったり、取り除かれていなかった構造も対象にするため、あきれめていた症状も改善する可能性があります。

局所にとらわれず、身体全体の構造を対象に原因を探り、問題を取り除くことで、組織の機能が回復されます。

いったん機能が回復し、身体のバランスが取り戻されるれば、本来持っている自然治癒力を最大限に生かせる状態になります。この自然治癒力が人間には備わっており、自然治癒力こそが身体を良くし症状を治しているものであると考えています。

痛みのある部位をもんだり押したりすれば一次的に痛みはよくなるかもしれませんが、根本的な解決にはなりません。身体の状態を本来あるべき姿に回復させることで症状は改善してくるはずです。

施術を受けるとどうなる?

整体なおのオステオパシー整体は、骨格・内臓・神経を整える全体的な施術を基盤としながら、とくに顎と腸を重点的にアプローチすることで、心身に大きな変化をもたらします。 まず顎が整うと、噛みしめによる緊張が解放され、首や肩のこわばりがやわらぎます。その結果、頭痛やめまい、不眠などの自律神経症状が軽減し、深い呼吸がしやすくなります。また、顎は頭蓋骨や神経系と密接に関わっているため、施術を受けることで「頭がすっきりする」「気持ちが落ち着く」といった感覚が得られる方も多いです。 一方で腸への施術は、消化・吸収の改善だけにとどまりません。腸内環境が整うことで免疫機能やホルモン分泌も安定し、慢性的な疲労感やイライラがやわらぎます。便秘や下痢などの不調が減ることで、体が軽くなり、気分まで前向きになったという声もいただいています。 さらに、顎と腸が同時に整うことで、自律神経のバランスが安定しやすくなります。「夜ぐっすり眠れるようになった」「以前より家族に優しく接することができるようになった」といった生活の質の変化も、多くの方が実感されています。 このように整体なおの施術は、単なる痛みの緩和にとどまらず、心と体の両面から“本来の自分”を取り戻すサポートとなります。

他院との違い ― “全体”を診ながら“根本”に迫る

オステオパシーは、単に筋肉や骨格を整える技術ではなく、「体を一つのつながりとして診る」考え方に基づいています。肩こりや腰痛なども、局所だけを見れば一時的に楽になるかもしれませんが、内臓の硬さや神経の緊張が残っていれば、また同じ不調が繰り返されてしまいます。

整体なおのオステオパシー整体は、骨格・内臓・神経すべてを対象にしながら、さらに不調の震源地になりやすい“顎”と“腸”を重点的に整えるという独自の視点を持っています。顎の緊張が頭痛や不眠につながることもあれば、腸の乱れが免疫や感情の不安定さを生み出すこともあります。そうした全体と局所の関係を見極めるからこそ、根本からの改善につながるのです。

また施術は、国家資格を持つ専門家が国際基準の技術に基づいて行い、完全予約制・一対一のプライベート空間で受けられるため、安心してご自身の体に集中できます。

表面的なケアではなく、「なぜ不調が繰り返されるのか?」という本当の原因に迫り、体が本来持つ自然治癒力を引き出すこと。それが、整体なおが他院と大きく異なる理由です。

金表

初診の方はこちら11,000円
(初診料3000円+8,000円)

初回はカウンセリングと検査と施術を合わせておおよそ40分から80分ほどかかります。
(症状によって時間は前後します。)
2回目以降、簡単なカウンセリングと検査込み 施術時間30分-40分(症状によって前後します)