妊娠中、腹直筋が左右に引き離される「腹直筋離開」は、多くの女性が経験する現象です。この状態を放置すると、産後の体型や健康に悪影響を及ぼす可能性があります。しかし、妊娠中に適切なエクササイズを取り入れることで予防が可能です。
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腹直筋離開とは?
腹直筋離開は、お腹の中央を走る腹直筋が左右に引き離され、中央部に隙間ができる状態を指します。胎児の成長に伴う腹部の拡大が主な原因ですが、筋肉の弱化や不適切な姿勢も影響します。
妊娠中に行える腹直筋離開予防エクササイズ
1.ドローインエクササイズ仰向けに寝て膝を立てます。
鼻から息を吸い、お腹を膨らませ、口から息を吐きながらお腹を軽く引き締めます。
この動作を5~10回繰り返しましょう。
2.キャット&カウエクササイズ四つん這いになり、背中を丸めたり反らしたりします。
骨盤と背骨の柔軟性を高めることで、腹部への負担を軽減します。
3.適切な姿勢の維持日常生活で姿勢を正し、腹直筋に過剰な負荷をかけないようにしましょう。
腹直筋離開 予防と早期対応の重要性
妊娠中からのエクササイズは、産後の回復を大きく左右します。整体院では、個々の身体状況に合わせたエクササイズ指導を行っていますので、不安があればぜひご相談ください。